認知症クイズ
あなたは認知症がどのような病気かご存知ですか?
認知症について、認知症の人との接し方など、実は正しく知られていないことも沢山あります。
大人も子どもも認知症について正しく理解していただけるように、大人向け・小学生向けのやさしいクイズを公開しています。
ぜひ、全問正解にチャレンジしてみてください!
一般向けクイズ
- Q1認知症はどのような病気でしょう?
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- もの忘れをして少しずついろいろなことを覚えていられなくなる病気
- 筋肉がおとろえてどんどん歩けなくなる病気
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正解はA
認知症は脳の病気で、もの忘れがひどくなったり、今まで簡単にできていたことができなくなったりします。
風邪の人が咳をしたり、足のわるい人は杖をついたりと、目で見てわかる病気とちがい、認知症は見た目ではわからない脳の病気です。 - Q2認知症によるもの忘れの特徴はどれでしょう?
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- 遠い昔のことを忘れる
- ヒントを与えられても思い出せない
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正解はB
認知症の人のもの忘れは体験したこと全てを忘れてしまい、ヒントを与えられても思い出せなことが多く、もの忘れを自覚していません。
一方で、認知症の人は小さい頃に体験したことや仕事のことなどの遠い昔のことはよく覚えています。
認知症の人が昔の思い出話をしてくれる時は、やさしく話に耳を傾けてみてください。 - Q3道に迷っているお年寄りを見かけました。どう対応したらいいでしょう?
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- 目があわないようにして避ける
- やさしく声をかける
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正解はB
認知症の人は、道に迷って家に帰ることができなくなることがあります。
困っているお年寄りの方を見かけたら、まずは「どうしましたか」と優しく声をかけてみてください。 - Q4おばあちゃんが同じことをくり返したずねてきました。どうしたらいいでしょう?
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- やさしくくり返し質問の答えを教えてあげたり、話し相手になったりする
- 「どうして同じことばかり聞くの?」と怒って言う
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正解はA
認知症の人は「今日は何曜日」や「明日の予定」など、同じ質問を何度もしてくることがあります。
同じ質問をしている記憶はないので、初めて質問されたときのように笑顔で丁寧に答えてあげると安心します。
小学生向けクイズ
- Q1認知症はどのような病気でしょう?
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- だんだん忘れっぽくなる頭の病気
- だんだん歩けなくなる体の病気
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正解はA
認知症は脳の病気で、もの忘れがひどくなったり、今まで簡単にできていたことが、できなくなったりします。
かぜの人がせきをしたり、足のわるい人は杖をついたりと目で見てわかる病気とちがい、認知症は見た目ではわからない脳の病気です。 - Q2道にまよって困っているお年よりがいます。どうしたらいいでしょう?
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- 目があわないようにしてその人をよけて歩く
- 近くの大人に、困っているお年よりがいることを知らせる
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正解はB
認知症の人の中には、自分の家にいるのにソワソワした気持ちになり、外を歩いているうちにまよってしまうことがあります。
認知症になると、家の近くでも道にまよいやすくなり、一人ではうちに帰れなくなることもあるので、困っているお年よりを見かけたときには、近くの大人の人に知らせましょう。 - Q3最近、おじいちゃんは私の名前をまちがえます。どうしたらいいでしょう?
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- おこったりせず、やさしく自分の名前を教える
- 「またまちがっているよ」と注意する
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正解はA
おじいちゃんは、本当に私を忘れてしまったわけではありません。「〇〇だよ」とやさしく教えてあげましょう。
おじいちゃんは「またまちがっているよ」と言われたり、注意されたりするとがっかりした気持ちになります。 - Q4おばあちゃんに今日の日にちを3回も質問されました。どうしたらいいでしょう?
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- 今日の日にちをやさしく教える
- もう3回目だよ。どうして同じことを聞くの?とおこって言う
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正解はA
認知症の人は「今日の日にち」などを、くり返し聞くことがあります。認知症の人にとって大切なことで、忘れていないか心配になっているのです。
初めて質問されたときのように笑顔で教えてあげましょう。