認知症介護アドバイザーについて
茨城県では、認知症介護の専門的知識を持つ方(介護施設職員など)を「茨城県認知症介護アドバイザー」として養成・登録し、市町村などで開催する「認知症サポーター養成講座」の講師や、認知症の人を介護する家族の身近な相談役としてご活躍いただいております。
- 地域で、認知症サポーター養成講座を開催したい
- 介護している認知症の家族の事で、身近に相談にのってもらえる人が欲しい
こういった場合は、お近くの市町村(高齢福祉担当課又は地域包括支援センター)へお問い合わせいただけば、認知症介護アドバイザーの紹介を受けることができます。
※茨城県認知症介護アドバイザーは「キャラバン・メイト」を兼ねています。
「キャラバン・メイト」とは、認知症サポーター養成講座の講師となる人の呼称です。
認知症介護アドバイザーとは
次の2つの役割を担う、ボランティア人材です。
- 認知症の人を抱える家族などに対する身近な相談役
- 認知症サポーター養成講座の講師役(=キャラバン・メイト)
介護の相談に応じたり講師を務める場合の報酬は、原則としてお支払いしません。
認知症介護アドバイザーになるには
県などと全国キャラバン・メイト連絡協議会が共催して実施する「認知症介護アドバイザー(キャラバン・メイト)養成研修」を受講し、県の要項に基づく登録を行った方が、認知症介護アドバイザーとなります。
また、同時に、全国キャラバン・メイト連絡協議会にも「キャラバン・メイト」として登録されます。
今後、認知症介護アドバイザーとして活動を希望される場合は、主に活動される予定の市町村に、事前にご相談ください。
養成研修の受講対象者
認知症介護の専門的知識を持つ次の各要件を満たす方
- 年間5回程度を目安に「認知症サポーター養成講座」の講師をボランティアの立場で行える方
- 認知症介護家族の相談役としてボランティアの立場で協力いただける方
【専門的知識などの要件】
- 認知症介護指導者養成研修修了者
- 認知症介護実践リーダー研修修了者(認知症介護実務者研修専門課程修了者)
- 介護相談員
- 公益社団法人認知症の人と家族の会会員
- 認知症に関する基本的な知識や介護経験があり、1〜5に準ずると認められる者
(例:保健師など行政職員、地域包括支援センター職員、在宅介護支援センター職員、介護支援専門員、医師、看護師、薬剤師、認知症ケア専門士など)