認定事業について
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メッセージ

認知症は、誰もがかかる可能性のある脳の病気です。

超高齢社会が進む中、認知症を発症する方も増加しており、令和7年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると推計されています。
そこで県では、認知症の人が日常生活で利用頻度の高い事業所等の皆様と連携し、認知症の方とそのご家族を地域で支えあう環境づくりを目指します。

県民の皆様へ

認知症の方とそのご家族を地域で支え合う環境が求められています。認知症サポーター養成講座を受講して、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の方やそのご家族を見守る支援をしていただけませんか。
また、認知症の方は、買い物や趣味活動など、外出や交流の機会を控える傾向がありますので、「茨城県認知症の人にやさしい事業所」を活用し、これまで同様、住み慣れた地域の中で暮らしてください。近所の認定事業所は、このホームページから簡単に検索できます。認定事業所数は、今後どんどん増やしていきます。

認定事業について

まちの支援体制を強化し、認知症バリアフリー社会の実現を目指します。

当事業は、認知症の人が日常生活で利用頻度の高い企業・事務所等と連携して、認知症の人やその家族の方々が住み慣れた地域で生活するための障壁となっている、お金の出し入れや買い物等をサポートすることにより、暮らしやすい環境づくりを推進することが目的です。

期待される効果

企業・事業所の皆さんの認知症の人に対しての優しい応対や声掛け等により、認知症の人も、安心して外出でき、お金の出し入れや買い物など日常的な活動をできるようになります。結果、閉じこもりやこれに伴う心身の健康状態の悪化防止にもつながります。

認定のメリット

  • 認知症高齢者に
    やさしく対応できる
    企業・事業者であること
    をアピールできる!

  • 企業として
    SDGsへの取り組みの
    一環になる!

  • 県ホームページで
    積極的にPRできる!

  • 社員教育等で
    認知症を学ぶ
    きっかけとなる!

認定事業所とは

認知症サポーターが1名以上勤務し、認知症の人に対してやさしい対応を実施している事業所を「茨城県認知症の人にやさしい事業所」として認定します。

認定の要件

県内に所在し、次の要件を満たす事業所(医療・介護・福祉関係の事業所は除く)

  1. 認知症サポーターが1名以上勤務
  2. 認知症の人にやさしい取り組みを実施

認定された事業所には、事業所認定書を交付するとともに、認定ステッカーを配付します。また、県のホームページ等で公表します。

認知症サポーターについて

認知症サポーター

認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の方やその家族に対して自分のできる範囲で温かく見守り支えていく人のことで、認知症サポーター養成講座(90分程度)を受講すれば、誰でもなることができます。
→ 認知症サポーターキャラバン
→ 茨城県|認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座を受講するためには

「認知症サポーター養成講座」は各市町村で受け付けていますので、お住まいの市町村にお問い合わせください。